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平成24年度 種市小学校研究計画
・主題設定の理由
(1)学校教育目標の具現化から
 本校の学校教育目標は「進んで学習する子ども」「思いやりのある子ども」「進んで心と体をきたえる子ども」であり、心身ともに健康でたくましく生きる心豊かな子どもの育成を目指している。教育目標の一つである「進んで学習する子ども」の具体的な姿を「話をよく聞き、自分の考えを発表する子ども」「学び方が分かり、意欲的に学習する子ども」「課題に向って、共に学び合う子ども」ととらえ、自ら学ぶ意欲と、自ら考える力を育成し、確かな学力を育むことを目的としている。

(2)今日的課題から
 現行学習指導要領の基本的なねらいは、各学校が特色ある教育を展開し、子どもたちが豊かな人間性と基礎・基本を身につけ、個性を生かし、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することである。また、本学習指導要領の改訂において「言語活動の充実」は、教育内容に関する主な改善事項の第1に掲げられている。それは、単に教科国語科の課題であるということではなく、各教科等における改善の視点となっていることに意味がある。つまり、言語活動の充実を図ることが学習活動全体の質を高めることにつながることを意味している。
  国語科教育の実践は、言語活動を組織し、計画的に経験させることを中心に行われる。言語化
 能力を豊かにすることによって、国際化・生涯学習社会・情報化社会に対応し、他者との共生の道を生きる市民を育てることが可能になる。そのための言語活動の場を工夫し開発することが学校現場に期待されていることと考える。
(3)子どもの実態から
 昨年度の学力調査の結果から、本校は読解力に課題があることが分かった。
CRTの結果から、国語科の4領域において課題となる領域は、「読むこと」「書くこと」であった。特にも「読むこと」は、全ての学級において共通の課題であることが数値的に明らかになった。
  また、岩手県学習定着度状況調査の結果からも、現5・6年生において読解力の向上が課題であることが明らかであった。全体正答率については県、教育事務所管内、町内よりも数値が高かったものの、正しく読んだことをもとに表現する設問については数値が低く、指導の手立てを講じる必要を感じる。
  東日本大震災の影響で全国一斉実施が見送られた全国学力・学習状況調査において、本校で独自に実施、集計と分析を行った。その結果、国語B問題に大きな課題がみられた。誤答分析から正答できなかった児童のほとんどは、回答条件について読み取ることができず、結果、必要条件を満たすことなく記入、誤答していることが分かった。
  以上の点から、本校における共通の課題を「読むこと」ととらえ、読解力の向上を目指し研究を進めるものと考えた。
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・研究目標
国語科における読解力を育成する学習指導の在り方について、言語活動の改善・工夫を重点にした授業実践を通して明らかにしていく。
・研究内容
(1)具体的な児童の姿や事実に立脚した読解力の育成について
(2)単元を通してつけたい力を明確にした言語活動の改善・工夫について
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・研究の方法
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・研究組織
(1)全体研究会
ア・・教員全員により組織する。
イ・・研究計画、内容の共通理解を図る。
ウ・・理論研究、授業研究を行う。
(2)研究推進委員会
ア・・校長、副校長、教務主任、研究主任、研究部員から組織する。
イ・・研究計画の調整、研究会の運営について検討を行う。
ウ・・適時、必要に応じて関係者を招集する。
(3)研究部
ア・・研究主任、研究部員により組織する。
イ・・各種校内研究会の準備を行う。
ウ・・各部会研究会の主任として運営を行う。
エ・・適時、必要に応じて関係者を招集する。
(4)研究主任
ア・・校内研究の日程・内容について計画・調整を行う。
イ・・校内研究の円滑な運営をめざし、職務の分担・調整を行う。
ウ・・関係諸機関や外部講師と連絡・交渉を行う。
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・研究推進計画
(1)研究授業および研究会について
・国語の授業を行う。
・原則として、一人一研究授業を行う。
・指導案を作成し、授業後に研究会を行う。
・外部から助言者を招く場合は、指導案は1週間前に研究主任に提出し、吟味し修正した後、速やかに講師へメールで送る。
・必要に応じて、事前研究会、模擬授業等を行う。
(2)日常の実践交流について
・日常の授業を交流し合うことにより、授業者の実践力を高め、個々の研究を推進する。
・授業者の呼びかけにより、実践交流を行う。
・研究会はワークショップ型を基本とし、時間や場所についてはフレキシブルに行う。
・略案を配付し、授業後必要に応じて研究会を行う。
(3)日常的な取り組みについて
@朝学習の時間、スキル向上の取り組みを全校的に行う。
A全校的に国語辞典を活用する取り組みを行う。
・引いた言葉に印を付けさせたり、付箋紙を貼らせたりする。
・授業中は国語辞典を机の上に置くようにさせる。
・分からない言葉は子ども自身がなるべく調べるようにし、いつ引いてもよいこととする。
B学習のきまりを作り、掲示する。
・話し方・聞き方について
・読み方について
・その他、学習の進め方について
C図書館指導との連携
・この本は必ず読もう(必読図書)的なものを、学年ごとにリストアップし、読ませる。(教科書とリンクするように)

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